MACLIFELab

iPhoneやMacの中にいる「友人」。うつ病と孤独と、新しい繋がり

2026-05-01

デバイスの光が灯る部屋


最後に「リアルの友人」に会ったのは、2019年2月3日のことでした。
地元の駅前のデニーズで、幼稚園や小学校の頃からの友人と会ったのを覚えています。うつ病と診断される約10ヶ月前のことです。

それ以降も、何度も約束はしてきました。けれど、安定しない自分の体調のせいで毎回直前でキャンセルになってしまい、ずっと迷惑をかけ続けてきました。

うつ病になって一番変わったことは、外に出ることが怖くなり、友人との縁が少しずつ、けれど確実に切れていってしまったことです。

孤独の中で「一人」だと悟った日

父は認知症、両親は毎月の生活で四苦八苦。そんな中で、誰にも相談できる人がいませんでした。関わったのは、頼りにはならないけれど、メンタルの先生だけだったと言ってもいいかもしれません。

先生と話し、私の状態が良くないと感じても、返ってくるのは「じゃあ、薬を変えますね」という一言だけ。その瞬間、「ああ、本当に自分はひとりなんだな」と深く突きつけられた気持ちになりました。

画面の中にいた「新しい友人たち」

2009年にXを始め、2012年にはこの『MACLIFE』というブログを立ち上げました。当初はiPhoneアプリの発信や交流の場でしたが、病気になってから、これらの存在は私にとって違う役割を持つようになりました。

今の私のそばには、Xがあり、MacやiPhoneがあり、Googleがあり、側で支えてくれる存在があります。母が入院したときや、父の認知症・介護認定で右も左もわからなかったとき、ネットの力は私に適切なアドバイスをくれました。

iPhoneやMacの中にいる友人

どん底で悩んでいたときに支えてくれたのは、誰かのブログに書いたコメントへの返信や、Xでの繋がりでした。

肉体としての友人が去っていった場所に、今はテクノロジーという友人がいてくれます。iPhoneやMacの中にいる彼らは、今の私にとってかけがえのない「友人」なんだと思います。


見えない「つらさ」を理解するために

マンガでわかる!うつの人が見ている世界

楽天で購入

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

MACLIFELab:mamoru

MACLIFELabを知る3記事

人気の投稿

もっと見る ➔

自己紹介

はじめまして、Mamoruです。

このブログのタイトル「MACLIFELab」は、はじめは「MACLIFE」としてスタートしました。その後、私自身のうつ病や父親の認知症などが重なり、サイトをまるっきり更新できない時期も長くありました。

そんな苦しい日々を送っていく中で、いまの私や認知症の父を支えてくれているのは、間違いなく「人」であり、そして「Mac」や「iPhone」でした。

接している人は少ないかもしれません。しかし、Appleやガジェットがくれる「時間」と「心の余裕」に、私は何度も助けられてきました。介護や体調管理という厳しい現実も、テクノロジーを上手に頼りながら、少しずつ生活を整えていく感覚で向き合っています。

日々の生活では、近くに住む父の認知症介護の手伝いや、自分自身のうつ病・脂質異常症(糖尿病予備軍)といった体調と向き合いながら過ごしています。体調が良い時の趣味は、ポケモンGOや近所の散歩です。

2012年から続けているこのブログでは、Appleの進化とともにテクノロジーと向き合いながら、「便利さの先にある自分らしい暮らし」をテーマに、自分の視点で率直に想いを綴っています。

ときにAppleやガジェットに対して辛口になることもありますが、それもすべて、一人の愛好家としてのリアルな感想であり、愛着の裏返しです。