2026年3月7日土曜日

崩れる日常の足音。拒絶する父と、倒れた母

朝、介護サービスからの連絡で、日常は一瞬にして色を変えた。

母が朝から嘔吐し、寝込んでいるという。


急いで実家に電話を入れると、出たのは父だった。

「母さんは朝から寝てるよ」

至極のんびりとした、まるで危機感のない声だった。

救急車を呼ぶように伝えても、
「いいって言ってた」
と繰り返すばかりだ。

母のことだ。
入院となれば周りに迷惑がかかると考えて、無理をして「大丈夫」と言っているのではないか。

2026年3月6日金曜日

【本音レビュー】10万円MacBook「Neo」登場。期待値が高すぎた「PCの入り口」専用機か?

昨日からのホームページ不具合で更新が遅れてしまったが、ようやく復旧した。お待たせした読者の方々には申し訳ない。だが、その間に情報はさらに確定し、私の結論もより強固なものになった。

漢字Talkの時代から30年以上、数々の伝説的モデルを見届けてきた私にとって、2026年3月5日に発表された「10万円のMacBook Neo」は、非常に複雑な後味を残すものだった。

配役の変わる舞台。父にとっての「東京の彼女」と母の涙

水曜日の昼過ぎ、iPhoneが震えた。

画面に表示されたのは、母が以前入院していたときにお世話になった、古い友人の名前だった。


父がデイサービスに出かけ、母がひとりになる水曜日。

友人たちはその時間を知っていて、孤独を紛らわせるために電話をくれる。


私は一瞬、母の身に何かあったのかと身構えながら通話ボタンを押した。


「お母さん、電話で泣いていたよ」


友人の声は沈んでいた。

最初はいつもの調子で話していた母が、父の話題になった途端、堪えきれずに涙をこぼしたという。


「何十年も一緒にいて、何もかも忘れられちゃった……」

2026年3月4日水曜日

M5 Mac登場。「持てる者」と「持たざる者」を分けたAppleの春

漢字Talkの時代から30年以上。
幾多の「驚き」と「落胆」を共にしてきたAppleですが、今回の発表ほど 「持てる者」と「持たざる者」を明確に分けたラインナップ も珍しい。

1. MacBook Pro M5シリーズ(正統進化)
• チップ:M5 Pro / M5 Max
M1 Pro比でSSD速度が2倍、AI性能は8倍。
• ストレージ:ついに標準で 1TBから(512GBは廃止)。
• ディスプレイ:120Hz(ProMotion)継続。

ベテランの視点:道具としての完成度は、すでに頂点に達した感がある。30年前からすれば、このパワーがノートに収まっているのはもはや魔法だ。

2. MacBook Air M5(実利の極み)
• スペック:ついに 16GBメモリ / 512GBストレージが標準。
• ディスプレイ:変わらず60Hz。
ベテランの視点:ついにAppleが「最低限使えるスペック」の底上げを認めた。
120Hzという「贅沢」を削る代わりに、16GBメモリという「必須」を配った格好だ。

3. Studio Display XDR(新カテゴリーの衝撃)
• Studio Display 2(標準):カメラ刷新のみで60Hz継続。
• Studio Display XDR:27インチ5K。待望の 120Hz(ProMotion)+ミニLED 搭載。
• 価格:約52万円(3,299ドル)〜。
ベテランの視点:120Hzの外部ディスプレイを待っていたユーザーへの回答は、
「MacBook Proがもう1台買える追加料金を払え」という、少々非情なものだった。

増える薬、消えない不調――「出口」を探し続ける記録