病院を出た時に見た桜
今日、メンタルクリニックに行ってきた。
薬をもらうことと、障害年金の更新のための「障害状態確認届」をお願いするためである。
いつもは10時30分からの予約だが、私は10時すぎに家を出て、10時5分くらいには着くようにしている。
理由は単純で、患者がいなければすぐに診察してもらえるからだ。
しかし今日は、前に2人待っていた。
待合室で待ちながら、ふと昨日書いたブログのことを思い出した。
今日の患者たちは、外から見ればとても「メンタルの病院に通っている人」には見えなかった。
もちろん、見た目で判断できるものではないと分かっている。
それでも、どこかでそう感じてしまう自分がいる。
前の2人の診察時間をiPhoneで見ていたが、1人5分もかかっていなかった。
いつも思う疑問。
これで何が分かるんだろう。
患者によって違うとはいえ、こんな短時間で何が分かるのか。
そして自分の番が来た。
名前を呼ばれて診察室に入る。
最初に言われる言葉は、いつも同じだ。
「どうですか?」
その瞬間、心の中で何かが切れた。
気づいたら、涙が出ていた。
2019年から通っているが、メンタルの病院で泣いたのは初めてだった。
診察はいつも通り数分で終わる。
吐き気の苦しさも、人混みの怖さも、電車に乗る不安も、何も伝わっていない気がした。
この先生に、障害年金の診断書を書いてもらうのかと思った瞬間、自分が情けなくなった。
先生は涙の理由も聞かない。
薬の話だけだった。
ラツーダ錠20mgは4錠から3錠に。
トリンテックス錠10mgは1錠から2錠に増量。
それだけだった。
そして診察は終わる。
最後に障害状態確認届のお願いをした。
返事は一言。
「書いときます」
病院を出た。
来た時には気づかなかったが、出口の先に桜が咲いていた。
とても綺麗だった。
でも、心は全く晴れていなかった。

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