M2 Max 96GB MacBook Proを3年使ってわかった本当の価値
2023年に購入した16インチ MacBook Pro
M2 Max(12コアCPU / 38コアGPU / 96GBユニファイドメモリ / 1TB SSD / スペースグレイ)。
購入から約3年が経った2026年2月現在、改めてこのマシンを振り返ってみると、
「買って正解だったけど、期待値のズレが大きかった」というのが正直な感想です。
## あの時の熱狂と、現実の肩透かし
YouTubeのベンチマーク動画を何時間も漁って「これはヤバい!」と興奮しながら動画を見た記憶が今でも鮮明です。
特にiPhoneで撮ったVlogをiMovieでサクッと編集→書き出しが爆速になるはず!と夢見て、メモリを96GBまで盛ったんですよね。
でも実際に届いて最初にやった作業(20分程度の4K iPhone動画にタイトル・BGM・トランジションつけてYouTube用に書き出し)で感じたのは…
「あれ? ベンチマークみたいに劇的に速くない… 普通に速いけど、こんなもんか」
今思うと当然の結果でした。
・iMovieはライトユーザー向けなので、M2 Maxのメディアエンジンをフルに使い切る設計ではない
・書き出し中でもCPU使用率が30〜50%で頭打ちになることが多い
以前のIntel iMacやAirに比べたら確実に倍近く速くなった。ただ「96GB積んだから神速!」という期待が大きすぎただけです。
## 96GBメモリの真価は「全部がストレスフリー」にある
動画書き出しでは「こんなもんか」と思いましたが、実はこのマシンの本領は別のところで発揮されています。
- Chromeタブ30個開きっぱなし
- Numbersで表計算
- Pagesで原稿書き
- iMovie起動
これら全部同時にやっても一切スワップなし、固まらない。Keynoteでスライド100枚超えのプレゼン編集してもサクサクです。
複数アプリ同時起動時の「0.数秒の差」が積み重なって、1日のストレスが激減する。つまり、全部がストレスフリーになるのが96GBの最大の恩恵でした。これが地味に一番の価値だったと、今ならはっきり言えます。
## 3年経った今(2026年)の満足度
まだ現役バリバリです。
・M4 Maxが出ても、このM2 Maxは全く陳腐化していない
・Apple Intelligenceの拡張機能が増えても96GBあれば余裕で対応できそう
画面と所有感も最高です。
・16インチ Liquid Retina XDRは本当に美しい
・高級感もAirとは段違い
ファン音・発熱も優秀で、長時間作業してもほぼ無音。Airだと負荷をかけると熱でスロットル気味になるので、ここはProの明確な勝ちです。
## 後悔ポイント
正直なところ、iMovie中心のライト編集やVlog程度なら、もっと安いモデルでも十分だったかもしれません。値段差を考えると…でも買ったからこそ味わえる「安心感」は確かにあるので、後悔はしていません。
## もし今、買い直すとしたら?
・動画が趣味レベル → M4 Air 24GBモデルでコスパ最強
・最高のものを置きたい・大画面が好き → 16インチ Pro一択
## 結局、Macって…
スペック以上に「自分がどれだけそのポテンシャルを引き出せるか」で満足度が変わるんですよね。
私は今でもiMovieとChromeとOffice系しか使っていませんが、それでも「これ以上ない相棒」と思えるようになりました。
昔のPowerBook 170やQuadra 9600を手にした時の興奮とは違う、今は「信頼できる大人な相棒」としての充足感がじんわり来ます。これからも、のんびり日常を記録していこうと思います。