深夜23時から始まった、Appleの鉄壁すぎるセキュリティとの格闘。
気がつけば外は明るくなり、時計は早朝5時を回っていました。長年Macユーザーとしてやってきましたが、今回ほどAppleの「親切という名の不便」に頭を抱えたことはありません。
これは私が特別なのかも知れませんが、私はiCloudとApp Storeで別のアドレスを使っています。事の始まりは、自分のApple IDに紐付いたままになっていた「女性のデバイス」を整理しようとしたことでした。
まず最初に驚いたのが、iCloudサインアウト時の「未同期データの消去」警告は本当に肝を冷やします。
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Webでは消せない?「盗難デバイスの保護」の罠
ブラウザからサクッと削除……のはずが、画面に現れたのは「Web上でアカウントからデバイスを削除できません」という冷たい宣告。iOS 17.3から導入された「盗難デバイスの保護」がオンになっていると、Appleはブラウザからの重要操作を一切認めてくれないのです。
しかも、設定アプリで操作しようにも、サインインし直した直後はデバイスリストすら表示されないという不可解な挙動。2ファクタ認証の所にありましたが。セキュリティは分かりますが、使い勝手を犠牲にしすぎて成り立っている今の仕様は、かつてのAppleの哲学とは違う場所に行ってしまったのではないか?
魔の「1時間待機」と、サーバーとの格闘
ようやく削除ボタンに辿り着いても、次に待っていたのは魔の「1時間のセキュリティ遅延」。犯人が設定を変えるのを防ぐための防犯タイマーですが、本人確認を済ませた後でも「1時間待て」というルールは絶対です。
深夜3時、4時と時間が過ぎ、ようやくタイマーが明けた瞬間に操作するも、今度は「デバイスが見つかりません」という謎のエラー。システム側では削除が進んでいるのに、手元の表示が追いついていない……まさにAppleのサーバーと格闘しているような感覚でした。
初めは1時間経っても削除されていなかった為に、焦りましたが無事に削除出来ました。
これからデバイス整理をする方は、時間に余裕がある時に、そしして必ず「自宅」で作業することをお勧めします!
MACLIFELab