Evernoteの整理をしていたら、一枚の古い納品書が出てきました。
そこに記されていた製品名は「QuarkXPress 3.3」。今のMacユーザー、あるいはiPhoneからAppleを知った人たちには、もう馴染みのない名前かもしれません。
かつてMacの世界には、このソフトを頂点とした「DTP(DeskTop Publishing)」という熱狂的な時代がありました。
今のAdobe InDesignが主流になるずっと前、Macでデザインをすると言えば、誰もがこの「Quark」の独特な操作感に心酔していたのです。
私がMacに触れ始めた頃、デザインの現場はまさにこのソフト一色でした。当時の空気感を思い出すと、今でも胸が熱くなります。OS 9までの不安定な環境で、ドングルを刺してはクラッシュに怯え、それでもMacでしか作れない世界があると信じていました。
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